「自己分析」でネット検索すると、怪しいものがたくさん出てくる。間違った自己分析をしないために、この記事では、「就職活動のための自己分析」に外せない要素を説明する。
自己分析は占いじゃない
ネットで「自己分析」を検索してみると、実にたくさんのWebサイトが出てきます。ちょっと気になるのは、上位のほうに「診断」ぽいものがあること。
そういうものもやってみたい気持ちはわかりますが、お遊びにとどめておいたほうがいいです。自己分析は占いじゃないから。そういう診断に頼りたくなる人は「なんのために自己分析をするか」をもう一度、見つめなおしましょう。
あなたが自己分析をするのは『就職活動のため、面接のため』でしょう?
「自分が知らない自分」なんか教えてもらっても面接の役には立たないのです。自分の知らない自分なんて、うまく説明できるわけがないから。下手をしたら、自分で納得のいかない自分像に振り回されることになるので危険です。
自己分析は自分の手で
自分の軸を把握すること。いままで自分がしてきたことすべてが、その軸を基に全てきれいに説明がつくこと。それらが「これがやりたい」につながること。そのつながりを作っておくのが自己分析なのです。それは、自分の手で書きだした要素を、自分の手でつないでみないと、分からない。
他人に教えてもらった分析結果では、身につかないでしょう。結果は分かっても、なぜその結果になるかが分からないから。
「自分が知らない自分を教えてくれる」ものは、くれぐれも避けましょう。少し手間はかかるけど、自分の手でやっておけば↓このようになるのです。ここは手間を惜しまないことです。
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