面接もまっさかりの時期になってきた。個別の受け答えは自己分析の結果から答えればよい。でも、最後の質問をどうするか、悩む人は結構いる。この記事では、最後の質問について説明する。
質問でインパクトを狙うな
面接の最後に、「何か質問があればどうぞ」と言われることは多いでしょうね。それに対して何を聞こうかと準備している人もいるでしょう。
しかし、ちょっと待ってください。
どういう準備をしていますか?インパクトを残すこと優先で考えていませんか?
面接官は一日に10人近く面接するでしょうから、インパクトを残すことは大事です。しかし、優秀な人なら放っておいても印象が残るもの。インパクトを残すことを目的に変わった質問をすると、意図が透けて見えてしまいますから、だいたい逆効果です。(本当にあなたが聞きたいことなら、変わった質問でも良いと思います)
どういう質問をしたらよいか
最後に質問を聞く意味は、企業によってバラバラでしょう。
・どれくらい企業研究をしているか、試すため
・質問の内容から熱意や志望度合いを推し量るため
・純粋に、質問する時間を与えてあげる
などなど。
しかし、企業の意図なんて推測したってわかりません。そこはすっぱり諦めて、あなたが「本当に働きたいと思っているから、聞きたいこと」を聞きましょう。第一志望以外の企業でも、です。どうでもいいと思って質問すれば、それはバレます。「ここが第一志望なら、自分は何を聞きたいだろうか」と考えて質問するのです。
面白い質問の例
私が今まで受けた質問で、良いなあと思ったのはこんなのです。
- 入社5年後、10年後ではどれくらいの仕事を任されますか
- 面接官さんは、なぜこの会社に入ったのですか
- 仕事でやりがいを感じるのは、どんな時ですか
ただ、これらはどこでも使える質問ですよね。あなたが、その企業のために、真剣に考えた質問には及ばないと思います。できる限り、自分で考える。この下に挙げた記事のような自己分析ができていて、やりたいことがあれば、おのずと聞きたいことは出てくると思います。それが一番いい質問になるでしょう。
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